東京都の1日の陽性者が5,000人、大阪は2,000人を突破するなど、日に日に感染者が増えており、身の回りでも陽性者が続々と出始めて他人事ではないと感じている人が増えたのではないでしょうか。
沖縄ではそれ以上に危険な状態らしく、毎日ニュースで報じられていたピーク時のインドよりも遥かにシリアスな状況だそうです。
さて、そんな状況ですから、予約が取れないほどワクチン接種が急ピッチで進んできております。
日本国民の半分以上が摂取完了とのことです。
我々トレーニーが気になるのが「ワクチン後、いつから筋トレしていいの?」ってことです。
僕自身も自衛隊のワクチン接種センターでワクチンを受けてきましたが、摂取直後に「今日はお風呂と激しい運動は控えてくださいね」と言われただけ。
ただ、ニュースやネットの記事を見るといろんな情報が交錯していてカオスもいいとこです。
期間について
どのソースを信じて行動するかはお任せしますが、以下のような情報があります。
ワクチン接種翌日から運動OK
厚生労働省(共通)
厚生労働省(ファイザー)
厚生労働省(武田/モデルナ)
1週間経過後OK
シンガポール保健省(ページはヤフーニュース記事)


結局何を信じるかは難しいところ
上記のように我が国では1日とされていても、シンガポールのように長いところだと1週間とされている。
以下は英語のソースですが、シンガポールで1週間とした理由は主に若い男性が予防接種を受けたことで心臓に問題が生じたケースや、10代の若者が心停止に陥ったケースが表面化したためとしています。
30歳以下の男性が接種後に心臓疾患を発症した数値が非常に高かったとも書いてあります。

また、以下の記事ではニューヨーク大学でコロナワクチンの共同研究に臨んでいた免疫学者のPurvi Parikh博士は、1~2日経過し、体調がもとに戻ったと感じればそれでOKだと言っていたそうです。
シンガポールの件については、先日中日ドラゴンズの若手ピッチャーがニュースになりましたが、似たような事例が多発しており、というところですね。
持病が無くても急に心臓系の病気が発症することはあると思うので、どう紐付けるかが難しいところではあります。
なんにせよ、心配な人は1回目も2回目のワクチンも2週間位は安静にしておいたほうがいいでしょう。
まあただ、ワクチン(モデルナ)を打った経験から、副反応が弱い人でも腕がそこそこ痛くなるので、接種後2~3日は上半身の筋トレはできないと思います。
程度について
期間についてはそんなところで、次は程度についてです。
運動の程度についてはどのサイトを見ても、大体「激しい運動を控えろ」と書いてあります。
いや激しい運動ってどのレベル?って思いますよね。
通常のワクチンであれば、小走りするくらいは構わないが、水泳のような激しい運動は控えろとか説明されるときもあります。
ただ、今回はコロナウイルスのワクチンのため、まだデータが十分に出揃っておらず、どの団体も明確に線引きができないということと、人によって激しい運動というのは異なると思うので、そこまで言及できていないというのが現状です。
要は「心臓に負荷をかけないようにしましょう」ということが重要なわけなので、自分の挙上できるマックスに近い重量で行うスクワットやデッドリフトなどのビッグ3や、長時間走ったり、短距離でも全力に近いような走り方、サーキットトレーニングやクロスフィットのような運動はやめたほうがいいでしょう。
2週間経てばそれらもOKだと思います。
まとめ
まとめると、一応日本の厚生労働省は当日は運動を控えろと言っているが、念の為1週間~2週間安静にするのがベスト。
2週間後は全力で筋トレしましょう。
そんなに待てないって人は腕の痛みや発熱などの副反応が収まり、体調がもとに戻ったと感じればトレーニングを再可視してもいいと思いますが、ハードなトレーニングは控えた方が身のためでしょう。
大事が起こってからでは後悔できませんから。
正直、感染対策万全なジムでも余裕で感染するリスクはあると思うので、今は筋肉よりも命を大事にする考えを持つようにお伝えしたいです!
以上!
コメント