【ヤバすぎ】コロナウイルスが筋トレ界に巻き起こしたダンベルショック

コラム
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中国の武漢から今や世界中に猛威を振るっているコロナウイルス。

日本ではその影響でマスクやトイレットペーパーがほぼ全て売り切れてしまい、マスクの高額転売なども問題になりました。

実はこのコロナウイルスが筋トレ・フィットネス界にも多大なる影響を及ぼしています。

ジムの休業

コロナウイルスの感染を防ぐためにはいわゆる三密(「密閉」「密集」「密接」)を避けることが肝心だと首相官邸と厚生労働省、小池都知事などが発表したことにより、各地でジムが自粛ムードになりました。

世間が想定していたよりも外出自粛要請の段階で街から人は少なくなりましたが、トレーニーの多くは頭がイッちゃってます。
なので、たとえ自粛要請が出ていようが、命の危険があろうが、筋トレをしないことで、筋肉が維持できなくなったり、小さくなったりしてしまうことの方が怖いので営業しているでジムにはまだまだ人は大勢いました。

4月の頭の段階でわざわざ入会する人も実際いたらしいので恐ろしいですねw

その中でもエニタイムフィットネスはすごくギリギリまで営業していましたが
その後、緊急事態宣言が発令された地域では、最後の最後まで営業を粘っていたエニタイムフィットネスもやむなく休業しました。

休業の発表を受け、ジムには休会手続きをしたいトレーニーが殺到。
メールや電話での問い合わせもとんでもない数だったでしょう。

エニタイムフィットネスのHPも一時めちゃくちゃ重くなってました。

エニタイムフィットネスに関しては、休業していた期間を日割りで5月の会費から引いてくれるようなので損はしませんが、多くの人が当分ジムにはいけないんじゃないかと考えて休会や退会に踏み切ったと思います。

本来であれば、所属店舗に実際に手続きをしに行かないといけませんが、今回は特例でメールで受け付けてくれた店舗もあったようです。

また、休会も10日締めで4月に休会しても5月からが休会になるのが通常ですが、今回はこれも特例で4月に1度もジムを利用していなければ、遡って4月から休会と処理してくれた店舗があったと聞きました。

ジムの休業で起こったこと

ジムを休会した人もしなかった人もジムに行けなくなってしまったことは確かです。
緊急事態宣言が出ておらず、ジムがまだ営業している近隣の都道府県にわざわざ行って筋トレする人も現れたそうですが、多くの人がこう考えたはずです。

「家で筋トレしよ」

「ジムに行けない=筋トレしない」という方程式はトレーニーの脳みそにはまず存在しません。

先程も言いましたが、トレーニーは何よりも自身の筋肉が衰えてしまうことを恐れています。
(私もその一人です)

したがって、自宅でトレーニングをするという考えに行き着くのは必然なのですが、腕立て伏せなどの自重トレーニングでは、普段ジムに通って高重量を扱っていたトレーニーはいまいち満足できません。

ジムで行っていたメニューと同等のボリューム・負荷を与えることができなければ、結局筋肉の後退につながってしまいます。(とトレーニーは考えます)

となると、行き着く先は一つです。

「ダンベル買うか」

かなり広いスペースやお金持ちは、もうパワーラックとか揃えちゃって、ホームジムをこの際作っちゃえみたいなこともできると思いますが、そこまでできないのが一人暮らしの方やこのコロナウイルスの影響でお金がすっからかんの方です。

その点ダンベルは1万円〜3万円くらい出せば買えて、全身の筋肉に満足の行く負荷を与えるトレーニングを行えます。

ダンベルの転売がえげつない

というわけで、今マスクやトイレットペーパー並みにダンベルが売り切れていて、全然買えない状況です。
1〜5キロくらいの割と軽い重量であれば簡単に入手できるのですが、15〜30キロで特に、可変式ダンベルは本当に手に入りません。

かれこれ半年ほど前に書いた記事でダンベルはまじで万能だから買っとけと書いたんですが、

絶対「買うべき」筋トレグッズと「買ってはいけない」筋トレアイテムたち
「今日はなんかジムに行く気分じゃないな」 「めんどくさいから自宅で筋トレするか」 みたいなときに便利...

このときはもちろんダンベルなんて買おうと思えばいつでも買えました。

当時はいくらだったかというと、片方40キロで2個セットの可変式ダンベル、しかも送料無料で約35,000円でした。
今もこのくらいの値段ですが、5月とか6月に順次発送しますよっていう予約になります。

1日でも早くトレーニングをしたい、ダンベルがほしいトレーニーが何週間も待てるはずがありません。

そこで起きてしまったのが、メルカリやヤフオクなどでのダンベルの高額転売です。

今いくらで転売されているかというと、

ヤバすぎんだろおいw

しかもこれ着払い(購入者負担)ですからねw

今すでに同じ重さのダンベルが、なんと10万円で出品されています。
もちろん、これも着払いです。
多分そのうちアホなトレーニーが買っちゃうでしょう。

本当にこれ後悔しないいんですかね〜。。。
10万あればパワーラック買えますよ。
ジムの会費にして考えても1年分くらいはあります。

たま〜に良心的な人が送料込みで2万〜3万くらいでおんなじ商品出品することがありますが、本当に10秒位で売れちゃいますw

僕はかろうじて20キロのダンベルを2つ持ってるので良かったですが、さすがに持ってなくてもダンベルに8万、10万はかけられないです。

まとめ

この一連の顛末がいわゆるコロナウイルスによるダンベルショックです。

何年も語り継がれるでしょう。(私の中でだけ)

アマゾンや楽天で見ると、予約しておけばどのダンベルも5月か6月には届くようなので、買いたいなら必ずそこで購入するようにしましょう。

今はメルカリなんかで高額取引されてますが、確実にジムが営業再開をしたり、ネットショッピングで流通が再開したりすれば、逆に不要になった人たちが多くなり、安価で売る人も出てくるはずです。

近所に公園があって鉄棒で懸垂ができたり、ディップスができる棒があったりすれば無料ですしね。
この2種目は自重でも負荷がかなり大きいのでこれだけでもいいくらいです。

とにかく!
賢く筋トレできるトレーニーになりましょう。

以上です。

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