筋トレでよく言う神経系の発達とはなにか?初心者の成長が早い理由

コラム
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筋トレに関する著書や記事を読んだり、トレーナーにパーソナルトレーニングをつけてもらうと、ほぼ必ずと言っていいほど出てくるワードがあります。

それは「神経系」です。

神経系とはなにか

筋トレにおける神経系とは言い換えると、どれだけ自分のカラダや筋肉を上手く使いこなせるかどうかの尺度と言えるでしょう。

つまり、神経系を発達させるということはベンチプレスならベンチプレスの、スクワットならスクワットでの筋肉の使い方を学び、効率よくカラダを動かすことができるようになるということになります。

筋トレ初期は全力を出し切れていない

この記事のタイトルである「筋トレでよく言う神経系の発達とはなにか?」という疑問に対しては既に答えが出てしまいましたが、皆さんはこんなことを耳にしたことはないでしょうか。

「人間は自分が持っている力の数十パーセントしか発揮できない」

だから火事場の馬鹿力なんて言葉があるわけです。

火事などの土壇場に備えてかどうかはわかりませんが、人間は普通に生活している中では脳が筋肉に対して抑制をかけています。(人間だけではないですが)

漫画とかではこのリミッターを外せる系の能力を持ったキャラが強かったりしますよね。

大概反動で仲間に迷惑かけたりしますが…。

東京大学教授の石井直方氏によると、昔は100%の力を発揮しようとしても70%くらいしか出し切れないとされていたそうですが、最近の研究結果によると90%くらいの力は発揮できているそうです。

ともかく100%でないことはどうやら間違いなさそうなので、100%に近い数字で自分の力を発揮できるように神経を発達させることが重量アップへの道につながるわけです。

まとめ

神経系を発達させるということは、言い換えるとその種目や競技のコツを掴むと言ってもいいかもしれません。

ベンチプレスを始めたてですぐに重量が伸びたとしても、それは筋力が上がったわけではなく、神経系が発達した、つまりベンチプレスのコツを掴んだということです。

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