筋トレ初心者の方向けの記事です。
ウェイトトレーニング、いわゆる筋トレをやり始めるとついつい目標を大きく掲げる人がいます。
掲げる人がいます、というかほとんどの人が目標を設定しますよね。
ベンチプレスを例に取ると、やってみて自分の体重よりも軽い重量しか挙げることができなかった人は、まずは自分の体重を挙げることが目標になるでしょうか。
それをクリアすると、タイトルにもあるベンチプレス100kgを挙上することが目標になってきたり。
初心者の方からしたら100キロなんて到底目標にできない数字だと感じる方の方が多いと思うので実際は目標80キロくらいが一番メジャーでしょうか。
ゴルフで言うスコア100切りみたいなもんですね。
これ実はかく言う僕もやってたんですが、今すぐやめましょう。
初心者が目標を大きくしてはいけない理由
答えは簡単です。
ずばり、筋トレが続かなくなってしまうからです。
初心者の人は長年トレーニング経験がある人よりも伸び代が大きい分、初めのうちは楽しくトレーニングできると思います。
ところが、目標のレベルが高すぎるといつまでたってもクリアできないゲームをやらされているような気持ちになって、途中でリタイアしてしまいます。
筋トレは継続して行うことで初めて成果が出ますが、目標を達成するまでの時間が長すぎると、人間はどうしても飽きてしまうことが多いです。
例えば、自分の体重が60キロの人が、ベンチプレスでやっとこさ一回自分の体重分(60キロ)をあげられるようになったとしましょう。
そこで、次の目標としてベンチプレス100キロ一回を挙げることを目標にするとします。
その人は仕事や飲み会で忙しく、ジムに行けるのは週に1回、多くても2回程度。
忙しいと2週間に1回しか行けない場合も。
100キロを挙げることができるようになるのはいつになるでしょうか。
おそらく、1年以上は軽くかかります。
初心者にそれだけモチベーションを保つ技術があるでしょうか?
ではどうすればいいのか
これも簡単です。
結局は達成感が大事なので、目標を小さくすることです。
例えば、シンプルに「前回のトレーニングで挙げられなかった重さよりも重い重量を挙げる」とか。
前回よりも重ければいいので1.25キロプラスとかでももちろんOKです。
意外とこっちの方が筋力伸びそうな気がしませんか?
しかもこれを目標にすれば、チリツモでいつの間にか気付けば相当な重さが挙がっていると思います。
さらに極論を言えば、目標は設定しなくてもいいです。
(あくまで初心者の場合です)
目標を設定するよりも、トレーニングをすることによる日々のカラダの変化を楽しみましょう。
腕が太くなった、ウエストが細くなった、入らなくなっていたパンツがまた履けるようになったなどなど。
まとめ
ということで実は初心者の人は目標を大きく設定しない方がいい場合が多いというお話でした!
マンネリ化して筋トレをやめてしまうよりは、1回1回のトレーニングを楽しみましょう!
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