ベンチプレス100キロを挙げることができるのはたったの1%??

コラム
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よく耳にするこのウワサ。
「ベンチプレス100kgを挙げられるのはできるのは1%」

この割合は本当なのか真面目に考えてみました。

そもそも何の人口の1%なのかというところですが、、、
いろいろネットで調べた結果、日本人の人口の1%ということみたいです。
とすると現在日本人の人口は約1億2700万人らしいので単純に計算すると、127万人全国にいることになります。
ちなみに2018年、現在の日本のフィットネス人口は約450万人らしくこれは日本の人口の約3%。
つまり、単純に計算するとジムに定期的に通っている人たちの3人に1人が100キロを挙げることができるということになりますよね。

にわかに信じられません。

もちろん、100キロくらい軽く挙げる人もわんさかいるわけですが、逆に言うとこのフィットネス人口ってのには高齢者の方々や女性の方、男性でもランニングしかしませんみたいな人だってもちろんカウントされているわけです。

しかも、フィットネス人口ってゴールドジムとかエニタイムフィットネスとかみたいなフリーウエイトやマシン系のジムだけの話じゃないですからね。
ヨガとかプールとかがメインのジムもそこに入ってるわけです。
そういうジムって近所のママさんたちや高齢者の方々がこぞって通ってませんか?

大手各社の会員数内訳を見てみると、コナミスポーツが正確な情報はわかりませんが、おそらく50万人以上。
次がセントラルスポーツで42~3万人、ルネサンスとティップネスがそれぞれ30万弱ずつ。
女性専用の運動クラブ、カーブスってのが驚異の80万人。
これもフィットネス人口に入ってます。
他にもまだまだ、LAVA、RIZAP、オアシス、NAS、JEXERとかいろいろあります。

それで肝心なウェイトトレーニング系のジムはどうかというと、ゴールドジムが約8~9万人、エニタイムが15万人です。

めっちゃ少ないですよね。

とすると、この450万人の中でフリーウェイトでガンガンウェイトトレーニングをこなしている人間はどれくらいいるのかって考えると、多く見積もっても50万人もいないんじゃないかなあ、と個人的には思います。
その50万人の中でどれだけベンチプレスを100kg以上挙げられる人がいるかはわかりません。
そこまで絞れば、3人に1人くらいはいるでしょうか。

約33%。

16万5千人。

日本の人口の1%は127万人。

全然違いますね。
16万5千という数字は1億2700万の0.1%くらいです。
国内フィットネス人口(450万)の約3%くらい。

1つの指標として、男性ボディビルダー国内競技人口が約3500人、パワーリフティングの競技人口は2万人らしいです。

結論:0.1%くらいじゃね?

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